エーミング対象車両の検索方法|車台番号・メーカーで無料チェック
エーミング対象車両検索システムとは
日本カーネットが提供する、エーミング作業の対象車両を調べる無料の検索システムです。
「この車はエーミングが必要な車両なのか」を、メーカー名か車台番号から調べられるのがエーミング(電子制御装置整備)対象車両検索システムです。日本カーネット株式会社が運営しています。料金も会員登録も要りません。
収録データは、各メーカーが公表している対象車両の情報をもとに作られています。2026年10月3日時点で選べるメーカーは国産・輸入車あわせて33社、検索結果として表示される行は約1,700件です。同じ車名でも型式や改良時期によって対象かどうかが分かれるため、表には車名だけでなく型式、車台番号の範囲、備考が並びます。
フロントガラスの交換、バンパーの脱着、フレーム修正などを受ける前に、その車が電子制御装置整備の対象かどうかを確かめておくと、見積もりや作業段取り、外注先の手配を最初から正しく組めます。
メーカー名か車台番号を入れると、エーミング作業の対象になる車両かどうかをその場で確認できます。
エーミング対象車両を検索する検索の使い方を見る※検索画面はパソコンでの利用を前提にしています。スマートフォンでは入力欄が表示されないため、パソコンからご利用ください。
検索の前に車台番号を確認する
車台番号は車検証に記載されています。電子車検証でも券面に印字されています。
車台番号で検索するときは、まず車検証で車台番号を確認します。従来の紙の車検証では、上段の「車台番号」欄に「ABC-1234567」のような英数字が書かれています。メーカー記号の部分(ハイフンより前)が型式に近い文字列、ハイフン以降が一台ごとの番号です。
2023年(令和5年)1月から交付が始まったICカード型の電子車検証でも、車台番号は券面に印字されます。国土交通省が公表した券面記載事項には、自動車登録番号・車両番号と並んで車台番号が含まれています。一方で、有効期間の満了日や所有者の住所などは券面に載らず、ICタグにだけ記録されます。

電子車検証の記録事項(ICタグの中身)は、国土交通省の「車検証閲覧アプリ」で読み取れます。読み取った情報を整備システムへ取り込む方法は、電子車検証ガイドの解説ページにまとめています。
まずは車検証で確認します。車台番号は車体のフレームやボディにも打刻されています。車検証が手元にない入庫車でも確認はできますが、読み違いを防ぐため、検索には車検証の表記を使うのが確実です。
車台番号でエーミング対象車両を検索する手順
入庫した1台を確認するときは、車台番号検索がいちばん早い方法です。
- パソコンで検索システムを開きます。このページのオレンジ色の「エーミング対象車両を検索する」ボタンから開けます。
- 画面左の「車台番号」欄に、車検証の車台番号を入力します。英字は自動で大文字に変わります。
- 青い「車台番号で検索」ボタンを押します。該当する型式があれば、右側にメーカー・車名・型式・車台番号・発売日等・備考の表が表示されます。


上の例では、表の「車台番号」欄に「ZYX11-2024739~」、備考に「20年8月~一部改良車両より対象」と表示されています。この型式は、2020年8月の一部改良以降に作られた車両、つまり車台番号ZYX11-2024739以降が対象という意味です。同じC-HRでも、改良前に作られた車両はこの行の対象には入りません。
車台番号の入力は、ハイフンを含めて車検証の表記どおりに入れるのが基本です。表示されないときは入力ミスを疑い、次の「メーカー検索」で車名と型式から探してください。
メーカーでエーミング対象車種を検索する手順
メーカー単位で対象車種をまとめて見たいときは、メーカー検索を使います。
- 画面左の「メーカー」欄のプルダウンから、メーカーを選びます(例:トヨタ)。
- 黄色の「メーカーで検索」ボタンを押します。
- そのメーカーの対象車種が一覧で表示されます。表の上の入力欄に車名や車台番号のハイフン以降を入れると、一覧を絞り込めます。


メーカー検索は、ガラス店や鈑金工場が「どのメーカーのどの車種が対象になりやすいか」を把握する用途にも向いています。トヨタだけで約170行、ホンダも約170行あり、同じ車名の中で型式ごと、改良時期ごとに行が分かれています。
各メーカーの対象車種を車名単位でまとめた一覧は「エーミング対象車種一覧」にも掲載しています。先に一覧で当たりをつけ、個々の車両は車台番号検索で確定させる、という使い分けができます。
検索結果の見方(型式・車台番号・備考)
結果の表は6つの列で構成されています。判断に使うのは主に型式・車台番号・備考の3列です。
| 列 | 表示される内容 | 確認のしかた |
|---|---|---|
| メーカー | 車両のメーカー名 | 車検証の「車名」欄と一致しているか確認します。 |
| 車名 | 販売名(例:C-HR、N-BOX) | 同じ車名でも型式ごとに行が分かれます。 |
| 型式 | 車検証の「型式」欄にあたる記号 | ハイブリッド車とガソリン車、2WDと4WDで型式が違う場合があります。 |
| 車台番号 | 対象になる車台番号の範囲(例:ZYX11-2024739~) | 「~」がある場合、その番号以降の車両が対象です。 |
| 発売日等 | 対象になった時期の情報 | メーカーが時期で区切って公表している場合に表示されます。 |
| 備考 | 一部改良、装備の条件など(例:20年8月~一部改良車両より対象) | オプション装着車だけが対象になるケースもあります。必ず読みます。 |
備考には、装備の有無で対象が分かれる条件が書かれている場合があります。たとえばトヨタのGRヤリスでは、Toyota Safety Senseを装着した車両のうちLTA(レーントレーシングアシスト)付きの車両だけが対象と記載されています。同じ型式でも、運転支援装置を装着していない車両は対象から外れることがあるので、車両の装備とあわせて確認してください。
表の各列の記載は、各メーカーが公表している情報の書き方に合わせています。判断に迷う行があれば、国土交通省がまとめているメーカー別の対象車両情報や、各メーカーの整備情報で最終確認をしてください。
対象車両と分かったら作業前に確認すること
対象車両かどうかは入口の確認です。作業に入る前に、次の3点をそろえておきます。
- 認証の範囲:電子制御装置整備は特定整備の一つで、地方運輸局長の認証を受けた事業場でなければ行えません。経過措置は2024年3月31日で終わっています。詳しくは経過措置期間のページへ。
- 整備要領書と機器:エーミングはメーカーの型式固有の情報に従って行います。ターゲットの種類、スキャンツールの対応、作業場の広さを作業前に確認します。作業の種類はエーミングとはで解説しています。
- 記録の残し方:作業後は特定整備記録簿に、対象装置・作業内容・確認結果を残します。書き方は特定整備記録簿の書き方を参照してください。
センサーが付いたフロントガラスを交換した後にエーミングを省くと、衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援が想定どおりに働かないおそれがあります。省いた場合に何が起きるか、法令上どう扱われるかは「エーミングをしないとどうなる?」にまとめました。
協力工場やガラス店に作業を出す場合も、車両をお客様に引き渡す立場として、対象車両かどうか、エーミングが済んでいるかを把握しておく必要があります。見積もりの段階で検索結果を印刷して添えておくと、外注先との認識違いを防げます。
車台番号がわかれば、作業前の確認は1分で終わります。
エーミング対象車両を検索する検索の使い方を見る※検索画面はパソコンでの利用を前提にしています。スマートフォンでは入力欄が表示されないため、パソコンからご利用ください。
エーミング対象車両の検索に関するよくある質問
検索システムの利用に料金や会員登録は必要ですか。
必要ありません。日本カーネットが提供している無料の検索システムで、ログインや会員登録をせずにメーカー検索と車台番号検索の両方を使えます。
スマートフォンから検索できますか。
現在の検索画面はパソコンでの表示を前提にしています。スマートフォンでは車台番号の入力欄とメーカーの選択欄が表示されないため、パソコンから開いてください。
車台番号はどこに書いてありますか。
自動車検査証(車検証)の「車台番号」欄に記載されています。2023年1月から交付されているICカード型の電子車検証でも、車台番号は券面に印字される記載事項です。
車台番号で検索して何も表示されないときはどうすればよいですか。
まず入力ミスがないか、ハイフンの位置を含めて確認してください。それでも表示されない場合は、メーカー検索で車名と型式から探し、表示された車台番号の範囲や備考と照らし合わせます。最終的な判断は、メーカーが公表している対象車両情報で確認してください。
検索結果に「対象」と出たら、必ずエーミングが必要ですか。
エーミングが必要になるのは、対象車両でカメラやレーダー、それらが付いたフロントガラスやバンパーの脱着・調整などを行った場合です。作業内容によって要否が変わるため、作業前に整備要領書で手順を確認してください。
検索結果やエーミングの記録はどう管理すればよいですか。
エーミングを行った車両は、特定整備記録簿に作業内容を残します。紙の記録簿で管理が追いつかない場合は、記録簿の作成と電子保存ができる自動車整備システム(自動車整備ソフト)の利用が現実的です。整備システム 比較や整備ソフト おすすめの情報を見るときは、整備ソフト 安いかどうかだけでなく、整備システム リースなしで導入できるか、車両販売システムや車販ソフトと顧客・車両情報を共通にできるかも確かめてください。記録簿の書き方と電子保存は「整備記録簿ガイド」で解説しています。
関連ページ
特定整備とエーミングの関連情報もあわせてご確認ください。
※検索システムのデータは各メーカーの公表情報に基づきます。個々の車両の最終的な判断は、メーカーの整備情報や国土交通省の公表資料で確認してください。